柿渋との出会い
以前、古物をメインに扱う雑貨屋さんで出会った
柿渋で染められた生地があって
その風合いが気に入って購入したんです。
そして、その生地を使って妻が
道具を入れる腰袋を
手作りしてくれたことがあったんですが
それ以来、柿渋への興味が湧いて
手作りしたくなっちゃったわけなんですw
柿渋の仕込み
まずは渋柿がなければ始まりませんので
庭にある柿を収穫します。
今年は生り年(なりどし)なのか、
たくさん実をつけてるんですよね〜!
干し柿にも挑戦して
みようかと思ってます♪
▼写真1 柿の木上部。

▼写真2 柿の木の下部。すずなり〜♪

下部の方の
密集してるあたりから
摘果するように
収穫してみました。
▼写真3 収穫後の青柿

次は、
写真4のように
ヘタの部分を
取り除きます。
▼写真4

次は、
流水でざっと洗います。
計ってみたら
約4.3kgでした。
▼写真5 5.05 – 0.75 = 4.3kgの青柿

次は、
青柿を砕いていきます。
今回はミキサーを
使って細かくしますが、
叩いたりして潰してもOK。
▼写真6 レトロなミキサーw

ミキサーのタイプにも
よると思いますが
青柿を1/4ぐらいに切って
水も一緒に入れないと
細かくできませんでしたww
▼写真7 1/4ぐらいにした青柿。

▼写真8

全ての青柿を
細かくできたら
最後に水を足します。
青柿が浸るまで
水を足して下さいね♪
▼写真9

ここまできたら
あとは1週間程度放置して
発酵させますが、
空気に触れている部分が
赤茶色になってくるので
1日1回撹拌しました。
▼写真10 翌日の状態。表面が赤茶色。

前述した通り
1週間程度でいいのですが
2週間以上経ったのが
写真11、12です。
まぁ腐敗したような
嫌な匂いもしないので
このまま次の工程に
いっちゃいましょう⤴︎
▼写真11 8/5から19日も経ってしまったw

▼写真12 白いホワホワしたものは取り除きましたw

と、いうことで
最後に濾して
液体をビンに
入れていきます!
【用意したもの】
・濾し用の布(今回はTシャツ)
・ざる
・寸胴鍋(ステンレス製)
・じょうご
・保管用のビン
▼写真13

写真14のようにセットして
液体と渋柿を分けていきます。
▼写真14

▼写真15 濾した後の液体。これが柿渋。

あとは、じょうごを使って
ビンに入れたら
仕込み完了〜〜!!
最初に用意したビンでは
全然足らずに
色々な容器を
使うことになりましたww
いずれにしても
日陰で保存していきますが
これもちょっとした
実験ということで♪
▼写真16 3種類のビンと炭酸用ペットボトル

全部で約5Lの柿渋を
仕込むことができました。
あとは1年以上
寝かせてからのお楽しみ⤴︎
そして、
これは後日談になるんですが
濾し布に使った
汚れた白Tシャツを
いつも通り洗濯して
干してたら、、、
こんなんになりました↓↓↓
▼写真17

▼写真18

いい感じに染まった!
っていうのは
ちと苦しいですがww
うっすら柿渋色になりました♪
前面のシミみたいなのは
デザインされたみたいで
ちょっとお気に入りw
とはいえ、
外出先で着る勇気は
持てないので
作業着として
使っていきます♪
はい、ということで
今回は、柿渋の仕込みをしました〜
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!

  
  
  
  
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